基礎Ⅰレベル(TOEIC L&R TEST ~600 / 英検2級)
難しい単語よりもむしろ、中学校や高校で学んだ簡単な単語の方が、豊富な語義を持っており、使い勝手のよい熟語やコロケーションのバラエティもあって、英作文においては重宝します。
例えば、自動詞の result です。
result from A
A から(結果として)~が生じる
result in A
(何かをすることによって・何かが行われて)A という結果になる
中学校で学んだ簡単な単語 result (vi) を使った英文を作成してみましょう。
長期間の干ばつから食糧不足が生ずる。
(1)To run out of food results from long dry weather.
(2)A dearth of provisions results from an extended drought.
どちらの英文も同じような意味ですが、(2)の方がやや高度な英文で、レポートなどの書き言葉に向いています。
オラコン等の話し言葉なら(1)の文で十分です。
これらを result in を使って書き換えると以下のようになります。先程とは主部と述部が入れ替わっていますのでご注意。(^^)/
(1)Long dry weather results in running out of food.
(2)An extended drought results in a dearth of provisions.

TOEICの四択問題などで、result from / result in どちらの文型か、間違えないようにしましょう。大学センターレベルでも、同種の問題が見受けられます。
単純な覚え方ですが、本番で威力を発揮するためには、例文を何度も書いて覚えてください。余裕のある方は、例文の語彙を変えて、または文の構造を少し変形して、練習してくださいね。
Words and phrases
drought ( drάʊt / nc ):干ばつ、旱魃、日照り
※英検準1級
dearth ( də́ːθ / nc ):欠乏、不足
※英検準1級
※発音注意(hooked schwa)
※スター・ウォーズのダース・ベイダー(Darth Vader)とは綴り・発音(dɑ́rθ)が違います。(*’▽’)
provision ( prəvíʒən ):(複数形で)食糧
品詞の略号
nc a countable noun:加算名詞
nu an uncountable noun:不加算名詞
この記事は2016年4月の記事を見やすくレスポンシブ化したものです。