仮定法 -英語教室 #7-

English PracticeTOEIC

★ 基礎Ⅰレベル(TOEIC ~600点 / 英検2級)

仮定法(the subjunctive)
仮定法は、ある事柄を事実としてではなく、話者の心の中で考えた事実に反することや願望、想像などを述べる場合に用いる表現です。
現在・過去・過去完了・未来の4種類の仮定の表現がありますが、ここでは『仮定法過去』と『仮定法過去完了』について解説をします。
仮定法過去 (Subjunctive Past)

現在の事実に反する仮定や想像、実現が難しい願望を表現する時に用います。
<If + 主語 + 過去形 ~, + 助動詞の過去形 + 動詞の原形>
助動詞の過去形には、次の4つをよく使います。

”would”:~だろう
”should”:~すべきだ
”could”:~できるのに
”might”:~かもしれない

※動詞は過去形(be動詞は”were”)ですが、表す内容は「現在」のことです。

現在の事実に反する仮定や想像を表す場合
単純に「~するだろう」と想定する時は ”would”、「~できるのに」と可能性を表す時には ”could”を使います。
If I were ten years younger, I would climb that mountain.
(もし私が10歳若かったら、あの山に登っただろうに。)

If he practiced hard, he could win the game.
(もし彼がもっと練習すれば、その試合に勝てるのに。)

現在の実現が困難な願望を表す場合
<I wish + 仮定法過去>「~なら良いのになぁ。」
I wish I were a bird, I could fly in the sky.
(もし私が鳥だったら、空を飛べるのになぁ。)

I wish I had enough money and time to travel all over the world.
(もし世界中を旅するのに十分なお金と時間があればなぁ。)

仮定法過去完了(Subjunctive Past Perfect)

過去の事実に反する仮定や想像、願望を表現する場合に用います。

<If + 主語 + had + 過去分詞 ~, 主語 + 助動詞の過去形 + have + 過去分詞>

※動詞は過去完了形(be動詞は”were”)ですが、表す内容は「過去」のことです。

過去の事実に反する仮定や想像を表す場合
If I had known her phone number, I would have called her.
(もし彼女の電話番号を知っていたら、お電話をかけたのですが。)If I had run, I might have got on the bus.
(もし走っていたら、そのバスに乗れたかもしれない。)

過去において実現されなかった願望を表す場合
<I wish + 仮定法過去完了>「~していたら良かったのになぁ。」I wish you had called on me yesterday.
(もし昨日あなたが私を訪ねてくれていたら良かったのになぁ。)

I wish I had known about it.
(もし私がその事を知っていたらなぁ。)