英語を学ぶこと

「英語はこれからの世の中に必須」と中学校の授業で聞いた覚えがあります。先生の言われた通り、その後の人生では、大学~会社まで、英語は常に身近な存在でした。しかし、米国に留学し、シリコンバレーで働いて、「英語が必須」の本当の意味が分かったような気がします。英語に抵抗が無くなると、非常に多くの情報にアクセスすることができます。特に私の生業の情報通信技術は、日本語で書かれた情報は、ほんの一握りでしかありません。

また、英語が得意になると、世界中の人とコミュニケーションをとれるようになります。もちろん、皆さんが英語を話すわけではありませんが、少なくとも日本語だけで話すよりはるかに多くの人とコミュニケーションをとれるようになります。元々、少子高齢化が進展し、政治の混迷と経済の失速の続く我が国に、未曾有の自然災害と原子力発電所の事故が加わり、今は大きな蓄えがあるものの、将来には大きな不安があるのも実情です。先進企業のトップは、盛んに国際化を唱えていますが、中々思うようには進みません。

今までは、ガラパゴスと揶揄されても、世界一の日本としてやってこられました。日本語だけでも十分にやってこられました。しかし、これからは、子供たちの将来を考えると、世界に出ていく日本、世界と共に生きる日本でなくてはならないと思います。小さなことからコツコツと、日々の研鑽が結果に繋がるように思います。英語の学習を通じて、切磋琢磨する仲間と一緒に、家族や事業が生き残っていける道を模索しましょう。世界は広く、時間は限られています。

 

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