返事の仕方がややこしい疑問文

★ 基礎Ⅰレベル(TOEIC ~600点 / 英検2級)


日本人が英語を勉強していて返事の仕方に迷ったり、間違って答えて相手とかみ合わなかったり、ということがよくある疑問文を集めてみました。

否定疑問文

名前の通り、「~できないの?」「~ではないの?」と否定的な内容を尋ねる疑問文です。最初に来る語を間違えなければ、英作文をするのは比較的簡単ですが、注意が必要なのはそれに対する返答です。日本語を話す感覚で答えると相手に上手く伝わりません。ポイントを見てみましょう。

否定疑問文の作り方

Can you drive a car? 車を運転することができますか。
 ⇒ Can’t you drive a car? 車を運転することができないのですか。
She isn’t a science teacher. 彼女は科学の先生ではありません。
 ⇒ Isn’t she a science teacher? 彼女は科学の先生ではないのですか。

文頭に否定語を置き、その後に主語、動詞…と続けます。普通の疑問文をつくるときに最初に置く語を否定形にすると覚えれば簡単です。また、否定文の場合のbe動詞または助動詞を一番前に出すと考えても良いですね。

意外な気持ちを表す

Oh, didn’t you know that?
 え、知らなかったのですか。

例文のように話者が、相手はそうだと思っていたのに違った場合など、驚きや意外な気持ちを表すときに使うことができます。

否定疑問文で聞かれた場合の答え方

「〇〇ではないのですか。」と聞かれたら、日本語では「はい、〇〇ではありません。」「いいえ、〇〇です。」と答えますよね。つまり、答える一文に肯定と否定が混ざっています。
これにつられて、“Yes, it isn’t.” や “No, it is.”と答えたくなりますがこれは間違いです。(+o+)

Don’t you like tomatoes? トマトが好きではないのですか。
Yes, I do.( I like tomatoes.)  いいえ、好きです。
No, I don’t.( I don’t like tomatoes.) はい、好きではありません。

英語では、日本語のように聞かれたことに対して一度肯定や否定をしてから答えるという必要はありません。シンプルに、自分が答えたいことが肯定であれば ”Yes.”、否定であれば “No”と答えます。

付加疑問文

付加疑問文に対して答えるときも、否定疑問文のときと同じ考え方をします。
詳しい解説は、こちらの記事をご覧ください。

付加疑問文

Do you mind ~ ?

直訳すると、「もし〇〇したら、あなたは気にしますか。」という意味ですが、普通は「〇〇してもいいですか。」と訳します。相手に許可を求めたりするときに使います。始めの部分を “Would you mind…?” とすると、より丁寧な尋ね方となります。

Do you mind if I smoke here?
 ここで煙草を吸ってもいいですか。

Do you mind ~ ? で聞かれた場合の答え方

「気にしますか。」と聞かれているので、気にする場合、つまり嫌な場合は ”Yes”と答えます。反対に気にしない場合、つまりOKな場合は “No” と答えます。

Do you mind if I sit next to you? 隣の席に座ってもいいですか。
Yes, I do (mind).  いいえ、ダメです。(嫌です。)
No, I don’t (mind). はい、どうぞ。

文法の通り、四角四面に答えると上の例文のようになりますが、これでは相手に少しトゲのある失礼な印象を与えてしまいます。(-_-;)

実際に会話で使うときには、次のような答え方が良いですね。

<OKだと伝えたいとき>
No, go ahead. いいですよ、どうぞ。
Not at all.
No problem.
<ダメだと伝えたいとき>
I’m sorry, but my friend will come here soon.
 すみません。もうすぐ友達が来るので…。
I would rather you don’t.
 できればやめてください。
I’m afraid there is someone already sitting here.
 すみませんが、もう友達が座っているんです。