関係代名詞:先行詞を含む what

★ 基礎Ⅰレベル(TOEIC ~600点 / 英検2級)

使いこなせると便利な関係代名詞 what について解説します。英作文や英会話で「すっ」と出てくるとかっこいいですね。

関係代名詞 what の基本用法

What do you consider what he informed us yesterday for the next generation mobile phone?
次世代の携帯電話について彼から連絡があった件についてどう思われますか。

最初の what は疑問詞で、次の what は先行詞を含む関係代名詞( the thing(s)which / the thing(s) that ) です。上記の文は以下の二つの文章から成り立っています。

(1) What do you consider it?
(2) He informed us it yesterday for the next generation mobile phone.

ここで、(1)の目的語のit と(2)の目的語のitが共通(同じ)の意味となり、二つの文を合わせて、「彼から知らされた事」という意味になります。

二つの文を書かなくても良いことに加え、上記の例文では、質問内容がより具体的になります。しかも what を使うことで、シンプルな構成になります。

脳内に Do you understand what I said? のような、ひとつの決まり文句が記憶されれば、あとはそれのバリエーションと考えられますので、ポンポンと様々な英文を書くことができます。

様々な用途

主節の目的語以外にも、関係代名詞 what は主語、補語、前置詞の目的語にも使うことができます。

(主語の場合)
What my son saw might be my father.
息子が見たのは、私の父かもしれない。

この場合、what my son saw が主語(関係詞節)です。最初の例文の場合は、目的語になっています。その他に、補語としても使えますし、前置詞の目的語となることもできます。

(補語の場合)
They all are just what I wanted.
それらはみんな、ちょうど私が欲しかったものです。

be 動詞の補語として関係詞節が配置されています。what I want で「欲しかったもの」という意味を表し、一つの補語になります。

(前置詞の目的語の場合)
We often visit Kyoto for what we research in Japanese tradition.
日本の伝統について調査するために、私たちは京都をよく訪問します。

この場合は、for の目的語となり、「~のために」と訳すとすんなりいきます。for の前置詞句(副詞句)全体としては、「研究・調査をするために」となります。

慣用表現

所謂(いわゆる)という意味でよく使われるのが次の表現です。

Volcanic tremor is what is called a sign of eruption.
火山性微動は、いわゆる、噴火の前兆です。

直訳は、what is called ~=「~と(普通は)呼ばれるもの」から、周知の事実(あるいはそれに類するもの)ということで、「いわゆる」と訳されます。

Volcanic tremor is looked upon a sign of eruption. と書くこともできます。(みなされる)