未来のことに関する仮定法 were to / should

★ 基礎Ⅰレベル(TOEIC ~600点 / 英検2級)

仮定法は現実とは違う世界(仮定の世界)を扱うための文法です。「たられば」の世界ですね。今回は、その中でも、未来のことに関する仮定について解説します。上級に進むまでは、枝葉末節に捕らわれず、大要(大きな枠組み)を確実に身に付けましょう。

if節 were to 未来の仮定(単純な仮定)

If you were to make good in business, what would you do?
仮に事業が成功したら、あなたはどうしますか。

未来の仮定はwere toを用います。if節のwere to は「仮に~したら」を表しています。to不定詞で、be to不定詞(未来の予定を表す)の過去形と考えると分かりやすいですね。口語ではwas toもよく使われます(ただし、一人称か三人称の単数のとき)が、作文などの書き言葉の場合は、きちんとwere toを使いましょう。

If it wasn’t to be found immediately, who could take responsibility?
それが見つからなかったら、誰が責任を取るのでしょうか。

if節 should 未来の仮定(可能性が低い場合)

If a manned spacecraft should reach Mars, human flexibility for it would come as a problem.
もし有人宇宙船が火星に到達すれば、火星に対する人間の適応性が問題になるでしょう。
(そもそも、有人宇宙船が火星に到達することは困難との立場)
※このcomeは「~という事柄が起こる、生じる」という意味です。

単純な仮定ではなく、実現する可能性が低いと話者が考えている場合はshouldを使います。ただし、まず実現しないような話(確実に不可能なこと)には使えません。少しでも可能性がある場合、少なくともそのように話者が思っている場合は使えます。何だかややこしいですね。

If a manned spacecraft should reach Mars, human flexibility for it will come as a problem.

shouldを使う場合は、上記のように、主節の助動詞を現在形で使っても構いません。