分詞を使った表現で気を付けたいこと

★★ 基礎Ⅱレベル(TOEIC 600点~730点)

分詞を使った表現は、特に書き言葉で便利ですが、気を付けなければならないことがあります。以下の(1)と(2)は同じ意味ですので、文の構造を見比べてみましょう。

(1) Anne went to school yesterday. She was weeping.
(2) Anne went to school weeping yesterday.
(1) ①アンは昨日学校に行きました。
②(その時)彼女は涙を流しながら泣いていました。
(2) アンは昨日泣きながら学校に行きました。

②の付帯状況を①と組み合わせ、主動詞 go の補語として用いることで、~しながら・・・するという意味になります。

× She went to school with smiling.

with を一緒に使うのは、主語と別の人・ものが主語と一緒に居て(または、存在して)、主語と違うことをしている場合に限られます。with により主語と別の人やものを明確にします。日本人はとかく with を使ってしまいがちになりますので気を付けたいですね。

以下は、よく使う「付帯状況を表す with + 名詞 + 分詞(形容詞、副詞、前置詞句など)」の例です。

My father hurried down the stairs with his cell phone ringing.
父は、携帯電話が鳴ったままで、急いで階段を下りてきた。
She spoke with her eyes with large tears (dropping).
彼女は涙ながらに話した。

付帯状況を表す句の中の名詞が主語になって、分詞の部分が動詞や述語になることが分かります。

His cell phone was ringing at that time.
Her large tears were dropping at that time.

練習問題

以下の英文を和訳してください。

(1) with を使うもの

He asked a clerk to make his computer fixed up by its manufacture without additional fee with the harddisk completely survived.

(2) with を使わないもの(主節の分詞の主語が同一の場合)

His car was returned certainly fixed up.

<解答例>
(1) 以前のままのハードディスクの状態で(データが消えていない状態で)追加料金なしでメーカーでの修理が可能かどうか彼は店員に尋ねた。
(2) 彼の車は確かに直って戻ってきた。
◇やや難解なので、以下のようにすると分かりやすい(敢えて with を使う)
His car was returned with the dealer’s garage maintaining.


文法分詞

Posted by Keith