基礎Ⅰレベル(TOEIC L&R TEST ~600 / 英検2級)
日本語から英語の疑問文を作るときに、what か where か、どちらを使えばよいかと迷うことがありませんか。だけど、基本に戻って頭を整理すれば、実はとっても簡単です。
「日本の首都はどこですか?」「東京です。」
例えば、こんな日本語を英語に訳したいとき、どちらを使うのが良いでしょう??
B) Where is the capital of Japan?
正解は、A) です。(^^)/
It’s Tokyo. と答えられますね。
日本語では「どこ」という言葉につられて where is ~ ? を使いたくなりますが、この場合は首都である都市の名前を尋ねているので、 what is ~ ? が正解です。
では、B) はどうして使えないのでしょうか?
この文だと、日本の首都の場所(地理的な位置)を尋ねる疑問文となります。つまり、「日本の首都はどの辺にあるの?」と聞いているんです。( ゚Д゚)よって、B)に対する答えは、― It’s in the southeast of Japan. (日本の南東にあります。)のようになります。
what は、物事について「何?」と尋ねる疑問代名詞、where は、「どこ?」と場所を尋ねる疑問副詞です。この基本に戻って考えると、納得できると思います。
日本語では両方がよく似た訳ですが、英文にすると違う意味になりますので注意してください。
もう1つ、例を見てみましょう。
日本で一番大きな湖は、どこ(何)ですか。
- It’s lake Biwa.
琵琶湖です。
日本で一番大きな湖はどこにありますか。
- It’s in the center of Shiga prefecture.
滋賀県の中央にあります。
こんな使い方もできますよ。(^^♪
単語が1つ変わっただけで、こんなに意味が変わります。
あなたが週末に訪れる、お気に入りの場所はどこですか。
- It’s the ABC flower garden.
ABCフラワーガーデンです。
あなたが週末に訪れる、お気に入りの場所はどこですか。
- It’s near my house.
私の家の近くにあります。