不定代名詞 both / either / neither

文法

基礎Ⅰレベル(TOEIC L&R TEST ~600 / 英検2級)

こんにちは、うさやま🐇です。

今日は、不定代名詞の both / either / neither について書いてみました。

この三つは、似ていて非なるものの代名詞です。(^^♪

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both 両方とも

二人の人や二つのものについて、「両方の、両方とも」という意味で用います。名詞の複数形や、the, my, his, these などの限定詞の前に置きます。

both と both of はどちらもほぼ同じ意味で、後者は米語で使われることが多いようです。

また、 both のみを使う場合は、通常、名詞の前に定冠詞 the は付けません。(例: both the cats とは言わないことが多いです) both of の場合は、the を付けます。

Both (of) my sisters are high school students.
私の姉は二人とも高校生です。

Both (of the) cats are so cute.
その猫は両方ともとても可愛いらしい。

both A and B 「AもBも両方とも~だ」

A と B には、形容詞または名詞(単数形)を入れて、「両方とも」というのを強調します。

She was both very surprised and glad at the news.
彼女はその知らせにとても驚き、そして喜んだ。

Ken can speak both English and French.
ケンは英語もフランス語も両方とも話せる。

both の後に名詞の複数形を続けて、以下のように表現することもできます。

He can play both instruments.
( e.g. = He can play both piano and guitar. )
彼はどちらの楽器も演奏できる。

英作文で使ってみよう①

例えば、上の例文の場合、He can play instruments. でも意味は通じます。

そこに both を付けることで、二つの楽器を演奏できることが分かります。この場合、ひとつだけでも素晴らしいのに、二つの楽器の演奏ができるという話者の気持ちが入っています。

つまり、「両方」とか「両立」という意味が強く表れています。

実務での事例を見てみますと、

The chief manager needs to gain both reduction of operational costs and performance as same as before, but it is so tough that the field engineers are slightly in trouble.

部長は、今まで通りの仕事の質を維持して、経費は削減しろとおっしゃいますが、それは困難な課題で、現場のエンジニアたちは少し混乱気味です。

~も~も両立するよう指示があって、それに対して、片方だけなら可能だが、両方となると難しいということを表現しています。

「両方だと~だ」と相手に伝えることが大切なので、ここで both を用いると効果的です。

either どちらか一方の

二人の人や二つのものについて、「どちらか一方の、どちらでも」という意味で用います。

either はどちらか一方を表しますので、基本的に単数扱いです。否定文で使われるときは、「どちらも~でない」という意味になります。

Please take either you like.
どちらでもお好きな方をお取りください。

I don’t want to eat either of these cakes.
私はどちらのケーキも食べたくない。

最初の例文では、どちらでもよいが取れるのはひとつだけということです。二つともは取れないとの暗黙の了解があります。ここが大事です。

次の例文では、not ~ either ですので、二つあるケーキのどちらも嫌いなのでしょうか、どちらも食べたくないとのことです。この場合、二つとも食べません。

否定文で使うと「二つとも~しない」となります。

either A or B 「A か B のどちらか」

二つつのうちのどちらか一方を選択するときに使います。both の場合は and でつなぎますが、either の場合は or でつなぎます。意味で分かりますね。

こちらも否定文のときは「どちらも~ない」となります。

Either Lucy or Mark has to make a presentation at the next meeting.
ルーシーかマークのどちらかが次の会議で発表をしなければならない。

I cannot speak either English or French.
私は英語もフランス語も話せない。

cannot ~ either — or ですので、英語仏語~できない(両方とも~ない)となります。

英作文で使ってみよう②

先ほどの実務での事例の続きです。

We will not be able to gain either cost reduction or sufficient performance at all if we run after both.
両方を追求すれば、結局、経費の削減も十分な仕事の質の確保も、両方とも達成できないでしょうね。

部長からは厳しい指示が出たものの、現場の混乱を招いている以上、下手をしたら、両方ともダメになってしまうかもしれないということですね。

ちなみに、未来形を用いて、話者の意思(このままではダメだ)をやんわり表しています。

neither どちらも~ない

二人の人や二つのものについて、「どちらも~ない」という意味で用います。

基本的に単数扱いをします。

Neither of them has arrived yet.
どちらもまだ到着していません。

not ~ either よりも強めの表現です。

neither 自身が否定的な意味を持っていますので、以下のように他の否定的な表現と一緒に使わないように注意しましょう。

二重否定になってしまいます。(+_+)

× I don’t like neither of them.

neither A nor B 「A も B も~ない」

A と B の二つについて、両方とも明確に否定するときに使います。

neither ~ or にならないように注意しましょう。

both A and B とちょうど反対の意味を表しますので、書き換えをすることもできます。

He is neither taller nor shorter than the average of his class.
彼は、クラス内で、背が高い方でも、低い方でもない。

Tom neither drinks nor smokes.
トムは、お酒を飲まないし、煙草も吸わない。

この文では、drink が「お酒を飲む」という意味になります。

否定文、または、否定の意味を持つ文では too を使わない

「~も…だ」と言いたいときは、文末に too を使います。

「~も…でない」のように否定文の場合は、 too ではなく、 either か neither を使います。

I don’t like math and he doesn’t, either.
私も彼も数学が嫌いだ。

I couldn’t sleep well yesterday. Me neither. ( = Neither could I. )
私は昨日よく眠れませんでした。僕もです。

私も○○できないという場合の定番は、Neither could I. と倒置する方法です。口語では、Me neither. でもOKです。

英作文で使ってみよう③

先ほどの事例の続きです。

So do I. He’ll get neither if he runs after two.
本当にそう思います。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですね。

諺(ことわざ)を上手に使った例ですね。

both ~ and — either ~ or — neither ~ nor — ともに、この記事の例文のように、形容詞(副詞)、動詞、名詞(句)などの前に置いて使うことができます。

お疲れさまでした (‘ω’)ノ


2016年8月に書かれた記事を2020年3月にブラッシュアップしました。

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