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英文法

受動態の基本形、第3・4・5文型、群動詞 

基礎Ⅰレベル(TOEIC L&R TEST ~600 / 英検2級)

今日のテーマは、「受動態」です。(^^♪

○主語が何かをされる受動的な意味をを表す時に受動態<be動詞 + 過去分詞>を使います。

That tradesman’s house was built in the Tokugawa period.
(その商人の家は徳川時代に建てられた。)

○誰がしたのかを重要な情報として伝えたい場合、<be動詞 + 過去分詞>のあとに<by ~>を
付け加えて「~によって」という意味を表します。

This letter was written by my grandmother two years ago.
(この手紙は、2年前に祖母によって書かれた。)

○疑問文を作るときには、be動詞を主語の前に出します。(疑問詞を使う場合は文頭に置きます。)

These pictures were taken by her. (これらの写真は、彼女によって撮られた。)
⇒ Were these pictures taken by her. (これらの写真は、彼女によって撮られましたか?)


前回に続いて、「受動態」です。

前回は、受動態は<be動詞+過去分詞>の形で表現するとご説明しましたが、
この形を使えるのは、目的語(O)を主語(S)にすることができる次の3種類です。

●第3文型<S + V + O>
●第4文型<S + V + O + O>
●第5文型<S + V + O + C>

自動詞のある文(第1文型<S + V>と第2文型<S + V + C>)は目的語を必要としない文なので、受動態に書き換えることができません。

★第4文型の文には、目的語(O)が2種類ありますので、それぞれを主語(S)にして、
2種類の文章が作れます。

<Example>
My father bought me a new book.
⇒ I was bought a new book by my father.
⇒ A new book was bought for me by my father.

★第5文型は、目的語(O)がひとつなので、書き換えられる受動態の文章も1種類です。
この場合、補語(C)は主語になることができませんので、注意してください。

<Example>
His parents named him Michael.
⇒ He was named Michael by his parents.
(※ name +  O + C : 〈~を〉〈…と〉名づける)


「受動態」の3回目、群動詞を用いた受動態についてです。

「群動詞」とはいくつかの語が集まって、全体で1つの動詞の働きをするものを言います。
それ自体が1つの動作を表すので、受動態にしても語順はそのままです。<Examples>

【 speak to ~:~に話しかける 】
A stranger spoke to me at the station. (知らない人が、駅で私に話しかけてきた。)
⇒ I was spoken to by a stranger at the station. (私は、駅で知らない人に話しかけられた。)

【 take care of ~ : ~の世話をする 】
Mary took care of the kitten. (メアリーはその子猫の世話をした。)
⇒ The kitten was taken care of by Mary. (その子猫は、メアリーに世話をされた。)

【 put off ~ : ~を延期する 】
The section chief put off the meeting. (課長は、その会議を延期した。)
⇒ The meeting was put off by the section chief. (その会議は、課長によって延期された。)

また、受動態にすることによって後ろの目的語が無くなりますが、群動詞の前置詞はそのまま残します。例文のように前置詞が2つつながっても、文法的には、

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