it の用法

文法

基礎Ⅰレベル(TOEIC L&R TEST ~600 / 英検2級)

こんにちは、うさやま🐇です。

今日は、身近な it について。

it は代名詞として、文脈の中で、既に出てきた単数の語などを指すときに使われますよね。作文でも重宝しています。(^^)

しかし、it はそれ以外にも色々な場面に登場します。どんなときに、どんなふうに使えば良いのか、代名詞以外の用法について解説します。

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it の特別用法(日時・天気など)

日時や天気(天候)を表すとき、it は代名詞の「それ」のような意味を持ちません。つまり、it は日本語に訳しません。

その他にも、距離・時間、金額、明暗、状況などを表すときに使います。

例文を見てみましょう。(^^)/

日時(時刻、曜日、日にち)

Excuse me, do you know what time it is now?
すみません、今何時ですか。
It’s about 10:30 a.m.
 もうすぐ午前10時半ですよ。

これと同じ意味で、こんな尋ね方もあります。

Do you have the time? 今何時ですか。

the を忘れないように注意しましょう。Do you have time? だと「時間ありますか?」という意味(ナンパみたい)になってしまいます。(^▽^;)

What day is it today? 今日は何曜日ですか。
It is Friday. 金曜日です。

What is the date today? 今日は何日ですか。
It is January 20th. 1月20日です。

こちらは、what のすぐ後ろに is を入れます。曜日を尋ねる文と混同しないようにしましょう。(^_-)-☆

天気(天候)

It is a really beautiful day, isn’t it?
本当によいお天気ですね。

What a beautiful day! と言い換えできます。

It was very windy last night. 
昨晩は風がとても強かった。

天気(天候)についていう場合の定番は、it is ~ とシンプルです。

  • It’s heavy snow. (= We’ve a heavy snow.) 大雪ですね。
  • Was it a lovely day? お天気、よかった?
  • It was great. すごく天気よかったよ。
  • Nice day, isn’t it? よいお天気ですね。
  • It’s starting to rain. 雨が降り出したよ。
  • Just look like it’s rain. 雨が降り出しそう。
  • Be careful because it’s going foggy. 霧が出てきたから気を付けて。

ちなみに、it と一緒に天気(天候)の表現に使われる形容詞や名詞には、以下のようなものがあります。

  • 晴れ fine, good, clear, fair, sunny
  • 曇り cloudy
  • 雨  rainy, a rain, a heavy rain, a thin rain, a driving rain, a light rain, …
  • 雪  snowy, a snow, a heavy snow, …
  • 強風 windy, gusty, stormy
  • 乾湿 dry, wet, humid
  • 嵐  a storm, a thunderstorm

天気の関係の表現はいっぱいあるので、これくらいで。

距離、時間

How far is it from here to the post office?
郵便局まではどのくらいありますか。
― It’s about 300m.  約300mです。

距離を表すときの it も直接訳しません。

It’s a five-minutes walk to Kyoto station.
京都駅まで歩いて5分です。

何mというより何分という単位で距離を表しています。「歩いて」という付帯条件も同時に表しています。会話での定番表現です。

It’s about five minutes by walk. としても構いません。(初心者にはややこしいですが)

金額

How much does it cost? おいくらかかりますか。
it costs $50. 50ドルです。

お金のことをいうときも it を使うことができます。

明暗

It is dark in this room. Let’s turn on the right.
この部屋は暗いから電気を付けよう。

It is getting bright outside. 外が明るくなってきた。

明るいとか暗いというときも it を主語に用います。

ということは、察しがつくかもしれませんが、暖かい・寒い、らくちん・しんどい、近い・遠いなどについても同様に言うことができるということです。

状況

漠然とした状況を表すこともできます。

It is your turn now. さあ、君の番だよ。

It was very comfortable in the room.
その部屋はとても快適だった。

It seems not to be escaped.
逃れられないように思う。

この辺りの応用は無数にあるかも、です。

形式主語の it

that節や不定詞句が主語となる場合、その部分がどうしても長くなってしまいます。

そんなときは、文頭に仮の主語として it を置き、後ろに本当の主語(真主語といいます)である「that節」などを持ってきます。

この用法を使うとすっきりとバランス良い文章を作ることができます。

It is difficult for me to speak French fluently at office.
仕事で流ちょうにフランス語を話すのは私にとって難しい。

It is true that I won a lottery for the end of the year called “Jumbo”.
年末ジャンボ宝くじが当たったのは本当です。

【発展】形式目的語の it

that節や不定詞句が目的語となる場合、こちらも長くて分かりにくい文章になります。

そこで、今度は目的語に当たる部分を it に置き換え、その後ろに真の目的語を持ってきます。

He thought it very interesting to learn about Japanese history more deeply.
彼は日本の歴史をもっと深く学ぶことを非常に面白いと思った。

この例文では、SVOO(think O1 O2)の形式の O1 のところに it が置かれて、その後のto 不定詞句を表しています。

I found it surprising that she didn’t know the famous song.
彼女がその有名な歌を知らなかったことに驚いた。

こちらも同様に考えます。that 節を it で表しています。

上記の二つの例文のような構成は、学術論文などでよく使われますが、こちらは、it を多用しすぎると、分かりにくい文章になりますので、ご注意。

ビジネスの場合は、確実な伝達を意識して、

It was very interesting for him to learn ~.

または、

He was very interested in learning ~.

とした方が良いかもしれません。(と私は思います)

※この記事は、2018年1月の記事をブラッシュアップしたものです。

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